一つ目の理由として、当院は小さな診療所なのでカルテの保管スペース確保には限りがありました。
患者様が来院される度に倉庫まで足を運びカルテを準備しなくてはならない不便さを感じておりました。
二つ目の理由として、血液製剤問題における今日に至る医療行政の動向からカルテの長期保存の必要性が益々増して行くなか、これらの問題を解決してくれるのが電子カルテだと決断し、導入しました。
当院がHyMarksを選択した一番の理由としては診療をナビゲーションしてくれるカルテだったからです。
問診や所見を入力すると考えられるオーダをナビゲーションしてくれます。医師はそのナビゲーションに基づき必要なオーダを出すことが出来ます。
他社の電子カルテも拝見しましたが、何かする度にクリック・クリックと今までの診療スタイルとかけ離れたものでした。HyMarksはカルテ記載とオーダがナビゲーション機能付、かつ1画面で、カルテ入力とオーダ操作が完結することに感激しました。
また、電子カルテ・オーダリングシステムだけではなく、医事会計システムともシームレスに連携が出来ている点においても重要だと思います。
最大のメリットとしては、ユーザーに合わせてカスタマイズが可能であることです。
HyMarksを当院では、『進化する電子カルテ』と呼んでいます。
医事会計システム/オーダリングシステム 稼働
医事会計稼働後【2年】 電子カルテ(外来)
カルテの中でも産婦人科は特有だと思います。
その部分をいかに電子カルテ上で表現され、きちんと保存されているかが重要です。
当院では使いやすい電子カルテにする為に、現場の目線に立ちマックスシステムに構築して頂きました。
また、今まではセントラルモニターを使用していても、カルテへの記載は出来ず、ペーパーで保管やカルテへの添付をしていたのですが、HyMarksでは、個人のカルテに図として貼り付けることが可能となり、今まで以上に有効利用できるのでないでしょうか。
産科・婦人科
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