まず、紙カルテの量が増加するにあたり、保管するスペースが確保出来なくなる事が想定出来た為、電子カルテの導入でペーパレス化する事により解消出来ると考えました。
また、厚生労働省のレセプトオンラインの完全義務化の方針もきっかけとなりました。
当院では、1階の外来と2階の病棟でのカルテ搬送作業の時間的な負担が大きかったので、医療・事務スタッフの仕事量の軽減も可能と考えました。また、予約システムや医療機器との連携を図り、会計待ち時間の短縮等による患者様の満足度の向上や、診療の質の向上も目的のひとつでした。
何と言っても、産婦人科向けに特化した専用電子カルテシステムであった事です。
また、インフォームドコンセントの為の診療支援ソフト(イブフォーマ)、予約管理システム、外注検査会社との検体検査オーダ連携及び結果データ受診、分娩監視のセントラルモニタ・心電図計・超音波診断装置との連携に実績があり、非常に魅力的でした。
更に、オーダリングシステムのお気に入り登録画面やカルテテンプレートの設計、または画面構成を自由に設定できるカルテビュー機能等、オリジナリティのあるシステムを自分自身で作り上げる楽しみもあります。
あと、専用線を用いて自宅で電子カルテを見る事が出来るように対応して頂いた事も大きな理由のひとつです。
平成24年 11月
電子カルテ
医事会計システム 稼働開始
妊娠週数管理機能や妊娠健診機能など産婦人科特有のシステムが構築されているかどうかを一番のポイントとして、検討しました。
また、当院は産科ですので入院機能が充実している事も重要だと思いました。
診療支援システム、予約・外注検査・受付(レセコン)との連携実績も重視した上で決定しました。
産婦人科、婦人科、美容
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